「若い頃と同じように食事を減らしているのに体重が落ちない」
「運動しても、お腹周りだけがなかなか引き締まらない」
「50代になってから何をしても痩せなくなった」
このように感じている方は少なくありません。
実は50代は、代謝やホルモンバランスが大きく変わる時期です。20代・30代で成功したダイエット方法がそのまま通用しないことも珍しくありません。
50代のダイエットで大切なのは、体の変化を正しく理解し今の体に合った方法を無理なく続けることです。
この記事では、看護師資格を持つトレーナーが50代が痩せにくくなる5つの原因と注意点、効果的なダイエット方法を解説します。
50代で痩せないのはなぜ?5つの原因

ダイエットを成功させるためには、まず自身の痩せない原因を知ることが重要です。
そこで最初に50代の痩せない原因を紹介していきます。
✔︎50代の痩せない原因
- 代謝の低下
- 筋肉量の低下
- ホルモンバランスの変化
- 睡眠の質の低下
- 腸内環境の悪化
代謝の低下
私たちの体が消費するエネルギー(代謝)は、大きく3つに分けられます。
| 代謝の種類 | 内容 |
|---|---|
| 基礎代謝 | 体温の維持や内臓の働き、呼吸など、生きているだけで消費されるエネルギー |
| 活動代謝 | 歩く、階段を上る、家事をするなど、体を動かすことで消費されるエネルギー |
| 食事誘発性熱産生 | 食べた物を消化・吸収する際に、熱として消費されるエネルギー |
50代では、このうち基礎代謝と活動代謝がともに下がりやすくなります。
基礎代謝は筋肉量の減少にともなって低下します。活動代謝は、在宅勤務や車移動が増えて1日の歩数が減るなど生活の中での活動量が落ちることで低下します。
また、食事誘発性熱産生は食事の内容に左右されます。
特にタンパク質は、他の栄養素よりも消化の際に多くのエネルギーを使います。食事を極端に減らしたりタンパク質が不足したりすると、この消費量も小さくなります。
筋肉量の低下
筋肉量は、運動習慣がなければ年齢とともに少しずつ減っていきます。
筋肉は、体の中でも多くのエネルギーを消費する組織です。そのため、筋肉量が減ると基礎代謝も下がり同じ量を食べていても太りやすくなります。
さらに筋肉量が減ると体を動かしたときに疲れやすくなります。その結果、『運動する機会がさらに減り、また筋肉が落ちる』という悪循環に陥りがちです。
ホルモンバランスの変化
女性の場合:更年期に入ると卵巣の働きが低下し女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が大きく減少します。
エストロゲンには脂肪の代謝を助ける働きがあるため、分泌が減ると脂肪、特にお腹周りの内臓脂肪がつきやすくなります。
またエストロゲンは自律神経のバランスにも関わっています。減少にともなって自律神経が乱れ睡眠の質の低下や体のだるさを感じやすくなることもあります。
男性の場合:男性ホルモン(テストステロン)も年齢とともに徐々に減少します。テストステロンは筋肉の維持に関わるため、減少すると筋肉量が落ち、お腹周りに脂肪がつきやすくなる一因になります。
睡眠の質の低下
50代になると「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「寝ても疲れが取れない」と感じる方が増えてきます。
睡眠不足の状態では、食欲を抑えるホルモンが減り食欲を高めるホルモンが増えることが分かっています。
睡眠が足りない日に甘い物や脂っこい物が欲しくなるのは、このためです。
腸内環境の悪化
腸内環境の悪化も50代の方が痩せない原因の1つです。
肉中心の食生活や揚げ物が多い食事を続けていると腸内環境がどんどん悪くなり長期間続くとかなり腸内環境が悪い状態になっています。
腸内環境が悪いと脂肪が蓄積されやすくなったり、便秘、脂質代謝が低下し内臓脂肪が増えやすくなるなど体が痩せにくい状態になります。
肉中心の食生活や揚げ物が多い食事で積極的に野菜や乳製品を摂取していない50代の方は腸内環境が悪い事が原因で痩せない事が多いです。
50代ダイエットの注意点

次に50代のダイエットの注意点を紹介していきます。
ダイエット方法によっては、余計痩せにくい状態になったり、怪我や体調不良の原因にもなるので50代の方はダイエットを始める前にまず、ダイエットの注意点を確認しましょう。
若い頃に痩せた方法が通用するとは限らない
20代や30代、40代の時にやって痩せたダイエット方法が50代の体にあっているとは限りません。
また、SNSやネットで出てくるダイエット方法が50代に合っている方法とは限らないので注意しましょう。
過度な食事制限をしない
「食事をすべてサプリメントに置き換える」「極端にカロリーを減らす」「1日1食にする」といった方法は50代のダイエットでおすすめできません。
急激な食事制限は、脂肪よりも先に筋肉を減らしてしまいます。
筋肉が減ると基礎代謝がさらに下がり、リバウンドしやすい体になります。また、栄養不足から免疫力が下がり体調を崩しやすくなる点にも注意が必要です。
ハードなトレーニングは怪我のもと
50代は筋肉量だけでなく骨密度も低下していく時期です。
特に女性は閉経後に骨密度が下がりやすくなります。いきなり高負荷のトレーニングや激しい運動を始めると関節や腰を痛める可能性が高くなります。
ハードなトレーニングをして怪我して運動やトレーニングを継続出来ない状態になる事だけは避けましょう。
半年以上の長期計画で考える
50代のダイエットは、短期間で結果を出そうとするほど無理が生じます。
最低でも半年程度の期間を見込んで少しずつ体を変えていく意識を持ちましょう。
月に1〜2kg程度のペースでも半年続ければ大きな変化になります。
50代におすすめダイエット

次に50代におすすめのダイエット方法を紹介していきます。
いくつかダイエット方法を紹介しますが、自身の痩せない原因解決にあったダイエット方法を実践していきましょう。
✔︎50代におすすめダイエット
- 運動:週2〜3回を目安に続けられる負荷で
- 食事:タンパク質を意識した栄養バランス
- 睡眠:質を高めて痩せやすい体に
- 日常の活動量を増やす
運動:週2〜3回を目安に続けられる負荷で
代謝を上げるために最も効果的なのは、筋トレで筋肉量を維持・向上させることです。
筋肉が増えれば基礎代謝が上がり体を動かす機会が増えれば活動代謝も上がります。
運動は週2〜3回を目安に取り入れましょう。
50代におすすめの運動
- ウォーキング
- ストレッチ
- スクワットなどの自重トレーニング
- 低負荷のウエイトトレーニング
「運動は30分以上続けないと脂肪が燃えない」と聞いたことがあるかもしれません。
しかし、まとまった時間が取れない日は、10分程度の運動を何回かに分けて行っても構いません。
大切なのは、1回の長さよりも毎週続けることです。
運動で最も重要なのは、継続することです。短期間しか頑張れないハードな運動ではなく怪我をせず無理なく続けられる負荷を選びましょう。
食事:タンパク質を意識した栄養バランス
極端なカロリー制限ではなく、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルの五大栄養素をバランスよく摂ることが基本です。
✔︎タンパク質は意識して摂る
筋肉の材料になるタンパク質は、50代で特に不足しやすい栄養素です。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、50〜64歳の1日の推奨量は男性65g、女性50gとされています。肉・魚・卵・乳製品・大豆製品を、毎食取り入れることを意識しましょう。
運動をした日は、少し多めに摂るのがおすすめです。
✔︎大豆製品を取り入れる
納豆や豆腐などの大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。
更年期の女性は、日々の食事の中で大豆製品を取り入れてみましょう。サプリメントで大量に摂るのではなく食事から摂るのが基本です。
✔︎食物繊維と発酵食品で腸内環境を整える
野菜・海藻類・きのこ類を積極的に食べ食物繊維やビタミン、ミネラルをしっかり摂りましょう。
ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品も腸内環境を整えるのに役立ちます。
✔︎食べ方も見直す
- 朝ご飯をしっかり食べる
- よく噛んで、ゆっくり食べる
- 野菜から先に食べる
- 冷たい物は控えめにする
- 夜遅い時間の食事を避ける
睡眠:質を高めて痩せやすい体に
睡眠中は、成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンには脂肪の分解を促す働きがあり質の良い睡眠は痩せやすい体づくりにつながります。
また、睡眠中は日中に傷ついた体の修復にもエネルギーが使われています。
睡眠の質を高めるには、寝る前にリラックスする時間をつくることが大切です。
- 就寝の1〜2時間前に湯船に浸かって体を温める
- 軽いストレッチで体をほぐす
- 温かい飲み物を飲む
反対に寝る直前の激しいトレーニングやスマートフォンでのゲーム、仕事のメールチェックは脳を興奮させ寝つきを悪くするので寝る前の1時間は、できるだけ控えましょう。
日常の活動量を増やす
運動の時間を確保するのが難しい方は、日常生活の中で体を動かす機会を増やしましょう。
- エレベーターではなく階段を使う
- 歩ける距離はタクシーを使わず歩く
- 近所への買い物は自転車を使う
- 家事をこまめに行う
こうした小さな積み重ねが活動代謝を上げ1日の消費エネルギーを増やしてくれます。
一人で続けるのが難しい方は専門家のサポートを
50代のダイエットは、体の状態に合わせて運動の強さや食事内容を調整する必要があります。自己流で進めると負荷が強すぎて怪我をしたり逆に効果が出ずにやめてしまったりすることも少なくありません。
住吉駅徒歩2分のパーソナルジムVIBRUN錦糸町・住吉店では、年齢や体力に合わせたトレーニングと食事のアドバイスで、無理なく続けられるダイエットをサポートしています。整体も併設しているため腰や膝、肩に不安がある方も体の状態を整えながら取り組めます。
よくある質問

50代のダイエットや筋トレについて、よく寄せられる疑問にお答えします。
-
50代から筋トレを始めても効果はありますか?
-
はい、あります。筋肉は何歳からでも鍛えることで維持・向上させられます。ただし、いきなり高負荷で始めると怪我の原因になるため自重トレーニングなど軽い負荷から少しずつ始めましょう。
-
50代は1ヶ月に何kgくらい痩せるのが理想ですか?
-
月に1〜2kg程度を目安にしましょう。急激に体重を落とすと筋肉まで減ってしまいリバウンドしやすくなります。
-
更年期でも痩せられますか?
-
痩せられます。ホルモンの変化で痩せにくくなるのは事実ですが筋トレで筋肉量を保ちタンパク質を意識した食事と十分な睡眠を心がければ体は変わっていきます。更年期の症状がつらい場合は、無理をせず医師に相談しましょう。
-
食事制限だけで痩せるのはダメですか?
-
食事制限だけでは、脂肪と一緒に筋肉も減ってしまいます。50代は筋肉が減ると代謝が大きく下がるため食事の見直しと運動を組み合わせることが大切です。
-
運動は毎日しないといけませんか?
-
毎日する必要はありません。筋トレは週2〜3回で十分です。筋肉を回復させるための休養日をつくることも効果を高めるうえで大切です。
【まとめ】
いかがだったでしょうか?
50代にダイエットは、30代や40代のダイエットとは違い、無理なく継続できて体の状態に合った方法を実践する事が重要です。
ダイエットで無理をして怪我したり、体調が悪化すると体がどんどん不健康になります。
50代の方でダイエットを始めたいけど、何をしたらいいか分からない方や1人だと怪我しそうで不安な方はパーソナルジムを利用することもおすすめです。
パーソナルジムVIBRUNは、パーソナルトレーニングだけでなく食事指導や生活習慣の改善サポートを受けられます。
マニュアルに沿ったプログラムではなく、お客様1人1人の職業や年齢、性別、体の状態、季節に合わせたプログラムをオーダーメイドで作成するパーソナルジムです。
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パーソナルジムVIBRUNの店舗情報
✔︎パーソナルジムVIBRUN錦糸町・住吉店

| 住所 | 〒135-0001 東京都江東区毛利1丁目11−19 グリーンゲイブルズ 401 |
| 最寄駅 | 住吉駅徒歩2分・錦糸町駅徒歩7分 |
| 営業時間 | 8:30〜22:00 |
✔︎パーソナルジムVIBRUN神田店

| 住所 | 〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町6−1 ラッキービル1階 |
| 最寄駅 | 神田駅徒歩4分・岩本町駅徒歩6分 |
| 営業時間 | 9:00〜22:00 |

執筆トレーナー
プロフィール
看護師として4年間病棟で臨床経験を積んだパーソナルトレーナー。
ダイエットやボディメイクが目的でジムに来られた方にも、それ以上のメリットをお伝えして、健康や自分のライフスタイルを考えるきっかけ作ります。
資格・経歴
- 看護師の臨床経験
- トレーナー歴6年
- 看護師国家資格
- 呼吸療法認定士
- NSCA-CPT


