痩せない原因はお酒かも？ダイエットとアルコールの関係を徹底解説！

なぜお酒を飲むと痩せにくくなるのか

「少ししかお酒を飲んでいないのに太る…」

「運動してるのに体重が落ちない…」

このようにダイエットを頑張っているのに痩せない人の中には、アルコールがダイエットの妨げになっているケースが少なくありません。

ここでは、お酒が痩せにくくなる主な理由を3つに分けて解説します。

アルコールのカロリーは意外と高い

アルコールにもカロリーがあることをご存じですか？

アルコールは1gあたり約7kcal。

これは脂質（1gあたり9kcal）に次ぐ高カロリーです。

さらに、種類によって糖質が多いお酒もあるのでカロリーには大きな差があります。

種類	量	カロリー（目安）
ビール（中ジョッキ）	約500ml	約200kcal
赤ワイン（グラス1杯）	約120ml	約90kcal
ハイボール	約350ml	約80kcal
カシスオレンジ	約200ml	約150kcal

カロリーの高いお酒を頻繁に飲んでいると、それだけで1食分以上のエネルギーを摂取していることもあります。

ダイエットの基本は摂取カロリーより消費カロリーを増やす事ですがダイエット中に水分だからとお酒を飲んでいると摂取カロリーが消費カロリーを上回っている可能性があります。

アルコールが代謝を妨げる

体はアルコールを「毒物」として認識します。

肝臓は、栄養素を体内で利用できる形に変える働きがありますがアルコールが体内に入るとアルコールなどの有害物質を無毒化する働きが活発になります。

そのため、摂取すると脂肪や糖の代謝よりもアルコールの分解を最優先にしてしまいます。

その結果どうなるかというと食事で摂った脂肪や糖がエネルギーとして使われず体内に蓄積され、脂肪として蓄えられてしまうのです。

つまり、飲酒している間は脂肪燃焼がストップしてしまう状態になりダイエットには大きなマイナスを与えます。

お酒に伴う「つまみ」や「締め」が太る原因

お酒だけでなく、一緒に食べるものにも注意が必要です。

アルコールには食欲を増進させる働きがあり、次のような流れに心当たりがある人も多いのではないでしょうか？

• ついつい脂っこいものや塩辛いおつまみを注文
• シメにラーメンやお茶漬けなどの炭水化物を食べてしまう
• 翌日もむくみやすく、体重が増えている…

このように、飲酒による「ついで食い」がカロリーオーバーにつながり、痩せにくい体質を作ってしまいます。

アルコール、脂質、塩分と高カロリーでむくみやすくなる栄養を摂ってしまうので注意しましょう。