「ダイエット中に豆乳は飲んでいいの?」

「豆乳は痩せると聞いたけど、実際の効果はどうなの?」

このような疑問を持っていませんか?

豆乳には科学的に証明されたダイエット効果があり、正しく飲むことで健康的なダイエットのお手伝いをしてくれます。

実際に、豆乳に含まれる植物性タンパク質や大豆イソフラボンには、基礎代謝を高めて脂肪燃焼を促進する働きがあることが研究で明らかになっています。

しかし、「ただ飲めば痩せる」わけではありません。

効果的な飲み方やタイミング、適切な摂取量を知らなければ期待した結果は得られません。

そこで今回は、豆乳のダイエット効果の科学的根拠から実践的な飲み方、注意すべきポイントまで詳しく解説します。

正しい知識を身につけて、豆乳を使った健康的なダイエットを始めましょう。

豆乳がダイエットに効果的な5つの理由

豆乳がダイエット中におすすめされる理由は、含まれている栄養成分にあります。

ここでは、科学的根拠に基づいた豆乳の5つのダイエット効果について詳しく解説します。

  • 植物性タンパク質による基礎代謝アップ効果
  • 満腹感の持続による食欲抑制効果
  • 大豆サポニンによる脂肪蓄積抑制効果
  • 血糖値上昇の抑制による脂肪蓄積予防
  • 腸内環境改善によるデトックス効果

これら5つの効果が相互に作用し合うことで、豆乳は総合的なダイエット効果を発揮します。

植物性タンパク質による基礎代謝アップ効果

豆乳200mlには約7.2gの良質な植物性タンパク質が含まれています。

タンパク質は筋肉の合成に欠かせない栄養素で、ダイエット中にトレーニングも行う事で筋肉量を維持・増加させることで基礎代謝の向上につながります。

基礎代謝が高くなると何もしていない時でも消費されるカロリーが増加し、自然と痩せやすい体質に変化します。

特に、ダイエット中に食事制限をしているとタンパク質の摂取量が低下し筋肉量が減少しやすいため、豆乳のタンパク質補給は非常に重要です。

また、タンパク質は消化にエネルギーを多く消費する「食事誘発性熱産生」が高く、摂取カロリーの約30%がエネルギー消費に使われるため、それ自体がダイエットに効果的です。

豆乳に含まれる植物性タンパク質は、筋肉の元になる栄養素ですが植物性タンパク質だけでは不十分なので注意しましょう。

タンパク質は、摂取した後、分解されアミノ酸となり体内に吸収されます。

筋肉をつける為には、必須アミノ酸と言われる9種類のアミノ酸が全て必要不可欠ですが、植物性タンパク質だけで十分なタンパク質を摂取する事が難しいので豆乳だけでなく、肉や魚も食べるようにしましょう。

満腹感の持続による食欲抑制効果

豆乳に含まれる植物性タンパク質と食物繊維は、満腹感を長時間持続させる効果があります。

植物性タンパク質は、摂取してから消化吸収されるまでがゆっくりな為、腹持ちが良く次の食事までの空腹感を抑えることができます。

この満腹感により、間食を食べたくなる状態が抑制されたり、食べ過ぎ防止に繋がります。

特に食前30分に豆乳を飲むことで、食事での摂取カロリーを20〜30%程度減らすことが可能とされています。

水分と一緒にタンパク質を摂取することで胃が膨張し、満腹中枢が刺激されることも食欲抑制効果に貢献しています。

大豆サポニンによる肥満予防

豆乳に含まれる大豆サポニンは、健康づくりやダイエットへの効果が期待できます。

大豆サポニンには、余分な脂肪の蓄積を抑制する効果があるので肥満予防に効果的です。

また、抗酸化作用もあり血液中の脂肪やコレステロールが酸化され悪玉コレステロールとなる事を予防する効果があるので血管内に脂肪が蓄積される事を防げます。

血糖値上昇の抑制による脂肪蓄積予防

豆乳に含まれる食物繊維と大豆イソフラボンには、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。

食後の血糖値上昇が緩やかになることで、インスリン分泌が安定化され糖質を脂肪として蓄積する事を防いだり、異常な食欲増進を防ぎ、規則正しい食事リズムを保てると言ったダイエット効果を期待できます。

腸内環境改善によるデトックス効果

豆乳に含まれる大豆オリゴ糖は、腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)のエサとなり、腸内環境を改善します。

健康な腸内環境は以下のダイエット効果をもたらします。

便秘解消:善玉菌の増加により腸の蠕動運動が活発になり、老廃物の排出が促進されます。

栄養吸収の最適化:腸内環境が改善されることで、必要な栄養素の吸収が効率的になり、代謝機能が向上します。

炎症の抑制:腸内環境の改善により全身の炎症レベルが下がり、脂肪燃焼しやすい体質になります。

短鎖脂肪酸の産生:善玉菌により産生される短鎖脂肪酸は、脂肪の蓄積を抑制し、エネルギー代謝を促進する働きがあります。

豆乳の栄養成分とカロリー比較

豆乳のダイエット効果を理解するために、まずは豆乳の栄養成分を詳しく見てみましょう。

特に牛乳との比較を通して、なぜ豆乳がダイエットに適しているかを明確にします。

無調整豆乳(200mlあたり)の栄養価

無調整豆乳の主な成分(200mlあたり)

  • カロリー:88kcal
  • タンパク質:7.2g
  • 脂質:4.0g
  • 炭水化物:6.4g(食物繊維:0.4g)

栄養成分無調整豆乳普通牛乳
カロリー88kcal134kcal
タンパク質7.2g6.6g
脂質4.0g7.6g
炭水化物6.4g9.6g
コレステロール0mg24mg

ダイエットに効果的な理由

豆乳は牛乳と比較して約35%もカロリーが低く、それでいてタンパク質含有量は同等以上です。

これにより、筋肉量を維持しながらカロリー摂取を抑制できます。

また、豆乳の脂質は牛乳の約半分程度で豆乳の脂質は不飽和脂肪酸が多く、体内での脂肪蓄積が起こりにくい特徴があり、植物性の豆乳にはコレステロールが全く含まれていません。

これにより、血中コレステロール値の改善効果も期待できます。

【まとめ】

いかがだったでしょうか?

今回は、ダイエット中に豆乳を飲むことで得られるダイエット効果の紹介でした。

✔︎豆乳のダイエット効果

  • 植物性タンパク質による基礎代謝アップ効果
  • 満腹感の持続による食欲抑制効果
  • 大豆サポニンによる脂肪蓄積抑制効果
  • 血糖値上昇の抑制による脂肪蓄積予防
  • 腸内環境改善によるデトックス効果

ダイエット中の豆乳は多くのダイエット効果や健康効果が期待できる一方で、飲み過ぎてしまうと太る原因になったり健康被害が出る場合もあるので健康やダイエットに良いからと飲み過ぎないように注意しましょう。

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執筆トレーナー

ヨシコ

プロフィール

看護師として4年間病棟で臨床経験を積んだパーソナルトレーナー。
ダイエットやボディメイクが目的でジムに来られた方にも、それ以上のメリットをお伝えして、健康や自分のライフスタイルを考えるきっかけ作ります。