体重や体脂肪などを減らすためには、“消費カロリーが摂取カロリーを超えること”が一番の方法です。
摂取カロリーを抑えることで痩せやすくなるのは勿論ですが、基本的に食事量や食事の種類を調整して抑えるので、好きなものはあまり食べられず「The・ダイエット食」ばかりの生活になってしまいます。
食事はダイエットの中でもかなり重要な項目ですが、ストレスの溜まりやすさもかなりのもの。
しかし、体の消費カロリーを向上させておけば食事量を大幅には抑えず、ストレスが少ないダイエットができるようになります。
そこで今回は体の消費カロリーの種類と向上方法を解説していきます。
基礎代謝とは
基礎代謝とは生命活動を行う上で必要最低限のエネルギーのことで、1日何もしていない状態でも消費されているエネルギー(カロリー)です。
消費カロリーの中で基礎代謝が一番エネルギー消費が多く、消費エネルギー総量の約60%を占めています。
ですので、基礎代謝を上げることがダイエット成功への道となります。
基礎代謝を上げるには
基礎代謝を上げるには筋肉量を増やしましょう。
基礎代謝は基本的に脳や内臓、筋肉の動きにより消費されてます。
この中で増やすことができるのが筋肉となっており、筋肉量を増やす=基礎代謝が上がるということになります。
ダイエットに筋トレがおすすめされるのもこの理由からです。
筋肉を鍛えることで基礎代謝の向上をしつつ、後ほど説明する活動代謝も増やせる上、ボディラインの引き締めにもなるので効率が良いです。
活動代謝とは
活動代謝とは、例えば家事や出勤のために駅まで歩くなどの日常生活で行われる行動と運動によって消費されるエネルギーのことで、消費エネルギー総量の約30%となっています。
活動代謝は動けば動かす分だけ増えるため、カロリーを摂取しすぎた次の日や、短期間でダイエットをしたい方は特に上げておきたいものです。
活動代謝を上げるには
活動代謝は例えば、エスカレーターではなく階段を使うことだったり、一駅分歩くであったりをすることで簡単に向上できますが、それ以上に運動が一番エネルギーを消費できます。
運動は有酸素運動や筋トレなど全体的に行えば大丈夫ですが、やればやるだけエネルギーを消費できますので、活動代謝を上げたい時は30〜60分以上を目安に体を動かすようにしましょう。
※ダイエットの場合、運動の強度は低〜中程度で行うと良いでしょう。
食事誘発性熱生産とは
食事誘発性熱生産は名前の通り、食事をした時に出る熱で消費されるエネルギーのことで、消費カロリー総量の約10%程度とされています。(食事をした後、体が暖かくなるのはこの代謝があるため)
タンパク質や糖質などで、物によって消費カロリー数が変化したり、年齢を重ねていくと消費カロリー数が減少するといった特徴もあります。
食事誘発性熱生産を上げるには
まずは三食しっかり食事を摂取することと、しっかり噛むことで代謝が上がります。
しかし、食べすぎや食べるものによっては摂取カロリーが大幅なものになってしまうため、“バランスの良い食事”と“ゆっくり噛んで食べる”ということを心掛けるようにしましょう。
また筋力を上げることでも食事誘発性熱生産は向上するので、活動代謝と合わせて向上させるために日々運動は行うようにしましょう。
【最後に】消費カロリーを上げて痩せよう
いかがだったでしょうか?
今回は、体の消費カロリーの種類と向上方法を解説してきました。
摂取カロリーを抑えることは重要ですが、そればかり考えてしまうと体調を崩してしまったり、リバウンドしてしまう可能性も出てきます。
消費カロリーを向上させておけば、それだけ食事などのストレスが少なく、かつ体も引き締まるのでメリットも多いです。
自分の体にあった方法が分からない方はトレーナーに聞くようにしましょう。
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執筆トレーナー
プロフィール
大学時代からスポーツトレーナーで200人以上のスポーツマンや一般のお客様に施術した実績があるパーソナルトレーナー。
整体とパーソナルトレーニングの両方が出来るのでダイエットから姿勢改善や健康増進までサポートをします。