疲労感が抜けない！夏場に自律神経が乱れる原因

夏になぜ自律神経が乱れてしまうのか

夏場は自律神経が乱れやすい状況が多くあります。

主にはストレスや運動不足などが自律神経を乱す原因と言われますが、今回はより夏場に関係している原因を挙げます。

夏場に自律神経が乱れる原因としては以下の３つです。

• 室内と室外の気温差
• 紫外線からの刺激
• 睡眠不足

なぜこれらの原因で自律神経が乱れるのか詳しく解説していきます。

室内と室外の気温差

自律神経は体温を一定に保つ機能を備えており、これにより夏や冬などの気温が一変するような状況でも体温を保ち生命活動が行えています。

しかし、夏場の急激な暑さから、室内のエアコンによる冷気の差が激しすぎると、自律神経が過剰に働いてしまい、疲労してしまいます。

自律神経自体、24時間無休ではたらくのですが、この気温差による体温調節のため交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかず自律神経が乱れる原因となります。

紫外線からの刺激

次に紫外線からの刺激です。

目には自律神経が直接備わっており、視覚から自律神経が乱れる原因が多くあります。（例えばブルーライトによる眼精疲労）

その中でも、紫外線は直接目への強いダメージになり、その刺激のストレスにより自律神経が乱れる原因となります。

日本人は特に夏場でもサングラスをしている人は少数なので、紫外線からのダメージを減らせず目を疲弊させてしまっています。

睡眠不足

次に睡眠不足による自律神経の乱れです。

睡眠中、自律神経はこれまで活発に働いていたモードから休息モードの入り、身体の回復に努めます。

睡眠不足になっていると体の回復がうまくいかず、別の時間に回復しようと自律神経をコントロールしてしまい、自律神経の乱れに繋がってしまいます。

睡眠不足自体、現代の日本人の多くが問題となっている状況ですが、夏場の場合、高温多湿の状況がさらに睡眠を阻害させる要因となっています。

一度睡眠不足に陥り戻せずにいると、昼間の変な時間に眠くなってしまったり、休みの日だけ睡眠時間が変わって生活リズムを崩してしまったりと悪循環に囚われてしまいます。

基本的には睡眠時間の短さが問題となりますが、しっかり寝ていたとしても眠りの質が悪い状況だと、睡眠不足になってしまいます。