ダイエット方法は様々です。
その中でもメディアなどで取り上げられることが多く、ダイエットに挑戦する人が１度はやったことがある方法が【糖質制限ダイエット】です。
ですが、人それぞれ自分にあった痩せ方があるので、糖質制限ダイエットをすれば必ず痩せるという訳ではありません。
今回は、糖質制限ダイエットで痩せない原因と痩せる方法をご紹介していきます。
糖質制限ダイエットで痩せない原因
糖質制限ダイエットで痩せない原因は様々です。
- 脂肪酸の代謝が悪い
- 運動不足
- 睡眠不足
この原因を大きく分けると
- 体質による原因
- 食事以外の痩せない原因
この２種類になります。
糖質制限ダイエットをしているけど痩せない方の多くは、悩んだ結果【糖質制限だけでなく】運動なども取り入れてみて尚、痩せない事で悩んでいると思います。
そこで今回は、糖質制限ダイエットをしているけど痩せない方が見落としがちな『体質』に関するお話をしていきます。
体質による原因
ダイエットでは、自分の体質に合った方法でダイエットに取り組むことが大切です。
遺伝子検査をした事がある方は、聞いた事があるかもしれませんが【糖質代謝】と【脂質代謝】というものがあります。
簡単に言えば糖質代謝は糖をエネルギーに変換する事で脂質代謝は脂肪をエネルギーに変換する事です。
糖質代謝が苦手な体質の人は、糖質を摂取した時にエネルギーに上手く変換、利用ができず使いきれなかった糖質が脂肪やグリコーゲンとして体内に貯蔵されます。
糖質代謝の苦手な人が糖質を摂取し過ぎると摂取した糖質を使い切れず、糖質が脂肪に蓄えられて体脂肪が増えていきます。
逆に脂質代謝が苦手な人は、脂肪をエネルギーに変えて利用することが上手くできないので脂肪がどんどん体内に溜まり太ってしまいます。
糖質制限ダイエットは摂取する糖質の量を最小限にすることなので、糖質代謝の苦手な人が糖質制限ダイエットをすれば痩せやすいです。
ですが、脂質代謝の苦手な人が糖質制限ダイエットをしても痩せにくいです。
【脂質代謝】脂肪燃焼の流れ
脂質代謝が悪いと糖質制限ダイエットをしても痩せない場合があります。
脂肪が燃焼される時は、ただ脂肪が燃焼されているだけではありません。
- エネルギーが減って、脳から体に脂肪分解の指令が出る
- 脂肪細胞（脂肪）が脂肪酸とグリセロールという成分に分解される
- 脂肪酸が全身の筋肉に運ばれて、ミトコンドリア内で酸素と結びついてエネルギーに変わる
簡単にいうと、エネルギー不足の時に脂肪をエネルギーにしたいけど、脂肪だとエネルギーとして使えないので脂肪を分解してエネルギーにできる脂肪酸にしてから筋肉に運んでエネルギーに変えると言う流れで脂肪は燃焼されます。
脂肪が分解されても脂肪酸が燃焼されないとまた脂肪に戻ってしまい脂肪は減りません。
なので脂肪酸をエネルギーとして使うことが大切です。
脂質代謝の悪い人は、この脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解する事、脂肪酸をエネルギーとして利用することが苦手な人です。
脂質代謝が苦手な人におすすめの栄養素
脂質代謝が苦手な人のダイエットは、糖質の摂取量を減らすことよりも脂質の代謝、脂肪を脂肪酸に分解して脂肪酸をエネルギーとして利用することを手助けする成分を摂取することが大切です。
脂質の代謝を手助けする栄養素が【カルニチン】です。
カルニチンは主に牛肉のヒレ・モモ・肩など脂肪の少ない部位に含まれています。
なのでタンパク質を摂取する時は、牛肉の脂肪が少ない部位を食べるようにしましょう。
もしくはサプリメントでカルニチンを摂取しましょう。
カルニチンは運動前に摂取すれば、運動で脂肪をエネルギーに使いやすくしてくれます。
また、運動をしない日でもカルニチンを摂取すると、日常の行動で脂肪酸がエネルギーとして使いやすくなります。
なのでカルニチンのサプリは毎日飲んでも大丈夫です。
【最後に】糖質制限ダイエットで痩せない
いかがだったでしょうか？
今回は、糖質制限ダイエットで痩せない人の特徴の紹介でした。
ダイエットをするならトレーニングや有酸素運動だけでなく運動も取り入れている方が多いと思います。
なので、糖質制限ダイエットで痩せない人の多くは、脂質代謝が苦手で糖質の代わりに摂取した脂質をエネルギーに変えにく事が原因です。
カルニチンは脂質代謝を手助けしてくれる栄養になるので、牛肉のヒレ・モモ・肩、サプリメントなどでカルニチンを摂取しましょう。
自力でダイエットに挑戦して上手く行かなかった方は、パーソナルジムを利用することもおすすめです。
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