こんにちは!パーソナルジムVIBRUN錦糸町・住吉店、コンディショニングトレーナーの川口です。

最近は本格的な暑さが始まり、気温が37〜38度を超える日が続いていますね。

日照りや外と室内の温度差などでいわゆる“夏バテ”という状態になる方は多いと思います。

夏バテの症状として食欲が落ちるのでダイエットになると考える人がたまにいますが、実は大間違いです!

夏バテは逆にダイエットを阻害してしまう可能性があります。

そこで今回は夏バテとダイエットの関係とその対策を解説していきます。

夏バテとは?

日差しと女性

夏バテとは、夏の高温多湿による体調不良の総称で、主な症状として

  1. 全身倦怠感
  2. 食欲不振
  3. 疲労感
  4. 睡眠不足
  5. 胃腸の不調

などが挙げられます。

現在ダイエットを頑張っている人で独学や少し無茶なやり方をやっている人は、様々な状況の観点から、かなり夏バテになりやすく注意が必要となります。

夏バテとダイエットの関係

運動する人

夏バテの状態が続いてしまうとダイエットが成功しないどころか、逆に太ってしまう可能性があります。

夏バテは実際のところ、食欲不振のや水分不足のおかげで一瞬だけ体重が落ちます。

しかしその後、様々な理由により体重が落ちにくくなってしまうのです。

それには夏バテの原因が関係しています。

主な原因は以下の3つです。

  1. 暑さによる自律神経の乱れ
  2. 発汗による水分とミネラル不足
  3. 食欲不振による栄養不足

それぞれ詳しく解説していきます。

暑さによる自律神経の乱れ

疲れた女性

自律神経は気温に合わせて汗を出したり血流を調整する機能を持っており、その機能によって体温が上昇しすぎないよう一定に保っています。

酷暑になることで、室内と室外の温度差が大幅に出てしまい、体温を調節する自律神経系が追いつかなくなり、自律神経自体が乱れてしまい体調を崩してしまいます。

自律神経が乱れることにより、睡眠の質低下、内臓機能の低下、血流が悪くなると言ったことも起こり、脂肪燃焼が起こらず痩せにくくなってしまいます。

発汗による水分とミネラル不足

気温が上昇すると身体は体温を一定に保つために発汗します。

発汗することで汗と共に水分やミネラルが放出されるのですが、水分補給が追いつかないでいると脱水症状になってしまいます。

また水分が不足しているため発汗機能が落ち、体内温度が調整できずに、熱が出たり、疲労感が抜けなくなってしまいます。

体内から水分が失われるため、この時一時的に体重が減少しますが、水分補給をすることで元に戻るためダイエットの効果はありません。

暑さによる発汗は体温調節のみの効果なので、代謝が良くなっているわけではありません。

逆に血液やミネラルなどの成分が急激に失われているため、代謝が悪くなって痩せにくくなっていきます。

汗を拭く女性

食欲不振による栄養不足

野菜を食べる女性

暑さによって食欲不振が起こると、栄養が適切に摂取されないため、体力回復が起こらなくなってしまいます。

体力回復が起こらないため、常に疲労感を感じたり、免疫が落ちたりしてしまいます。

ダイエットに関していえば、ビタミンやミネラルが摂取されない上にタンパク質なども足りないため、筋肉が落ちて基礎代謝が減少してしまいます。

夏バテを防止するためには?

考える女性

夏バテをしないよう防止するためには以下のことをしっかり意識して過ごすことがおすすめです。

  1. 体を冷やしすぎないようにする
  2. 適切な栄養管理をする
  3. こまめな水分補給を心掛ける
  4. 運動の時間帯を調整する
  5. 睡眠を十分に取る

体を冷やしすぎないようにする

暑いからといって冷たい飲み物や食べ物ばかり食べていると、温度調節をするために自律神経が働いてしまい、逆に疲れてしまう上に、内臓を冷やしてしまうので代謝が落ちダイエット的にも良くありません。

暑くてもなるべく冷たいものばかり摂取しないように意識しておくことが重要です。

またエアコンの温度を著しく下げるのも自律神経が乱れる原因なので注意しておきましょう。

適切な栄養管理をする

食事をする女性

ダイエット中だからといって過度な糖質制限や脂質の制限はエネルギー枯渇による夏バテを引き起こします。

この時期は特に3回の食事と5大栄養素を意識したバランスの良い食事内容にすることでダイエットしつつも夏バテの予防が行えます。

また食欲不振の時には、香辛料や良質な脂質で食欲増進を狙えます。

どうしても食欲が出なければ、スープであったり、ゼリー系でも良いのでエネルギーを摂取しておくと良いでしょう。

こまめな水分補給を心掛ける

水

夏場などは通常の倍以上に体から水分が出て行っています。

水分補給は頻繁に行うようにしましょう。

水分補給は特に飲むものや頻度が重要であり、例えばコーヒーやエナジードリンクなどのカフェインが入っているものは利尿作用がある為、向いていません。

また一回に200ml以上を摂取すると、体内には吸収しきれず、むくみに繋がったり、そのまま出て行ったりと水分補給の効果を失ってしまいます。

飲むものはなるべく、水、麦茶や、特に汗をかく運動中はスポーツドリンクなどをこまめに摂取するように心掛けましょう。

しっかり水分が摂取できると体内の老廃物や毒素も抜けてくれるのでダイエット効果にも期待できます!

運動の時間帯を調節する

運動する女性

夏バテ予防に適度な運動習慣を!というのは定説ですが、時間帯と頻度は大切です。

基本的に自分1人の場合は室内と室外の気温差が低い朝、もしくは夕方以降に運動するようにしましょう。

例えばパーソナルジムやグループレッスンであれば、トレーナからの適切な指導が入りますのでお昼の時間帯でも問題ありません。

頻度は夏バテ防止だけなら毎日10分程度、ダイエットを目的とするなら週1〜3回の30〜60分程度が望ましいです。

ダイエットの場合、週4回以上行う時には、必ず運動後のクールダウンやケアの実施、また休息日などを設けることで夏バテや疲労を予防できます。

睡眠を十分に取る

寝る女性

寝不足は体力の回復に直接的に阻害します。

夏バテにもダイレクトに関わるものなので、毎日必ず7時間以上の睡眠時間は確保しましょう。

また寝る際に、エアコンを使わないのはもってのほかですが、冷やしすぎもまた夏バテの原因になります。

温度は25〜28度程度に設定し、タイマーなどは起床時間くらいにセットしておくと良いでしょう。

【最後に】夏バテに注意しながらダイエットしよう!

いかがでしたでしょうか?

今回はダイエット中における夏バテの原因と対策を紹介してきました。

夏は痩せやすいと勘違いする人も多いですが、一歩間違えると全く痩せないか、やつれてしまうような状況に陥ります。

また夏バテのような状態は自律神経の乱れによりやる気も出なくなってしまったり、免疫が落ちてしまう可能性もあります。

今回の記事を読んでしっかり対策をしながらダイエットを成功させましょう!

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