『最近寝ても疲れが取れない、、、』
『体調不良でも無いのに身体がしんどい、、、』
しっかり寝たり、休日のんびり過ごしているのに仕事の疲れが取れない。
寝不足でもないのに疲れがなかなと取れない原因、それ実はミネラル不足が原因です!
体の疲れが取れない状態のままだと、ダイエットしていても体の代謝機能が悪くなるので痩せにくくなるので、ダイエット中の方は、最後まで読んでください。
寝ても疲れが取れない原因
寝ても疲れが取れない原因はミネラル不足が原因です。
✔︎不足すると疲れが取れないミネラル
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄
- 亜鉛
この栄養が不足すると疲れが取れにくいです。
この4つのミネラルは、特に不足しやすいミネラルとされ、日頃から摂取を心掛けなければすぐに不足してしまうものになります。
カルシウム
カルシウムは骨や歯と言ったものの主成分になることはもちろん知られています。
そのほかにも
- 筋肉の収縮
- ホルモンの放出
- 血液凝固作用の促進
- 神経興奮の抑制(イライラを抑える)
このような効果があります。
神経興奮が高まり続けていると心身共に疲弊したり、筋肉の収縮の悪さで身体がうまく動かせず、大量のエネルギーを消費してしまって燃費の悪い状態に陥ってしまいます。
体がうまく動かせない状態だとトレーニング効果が低下しダイエットにも悪影響が出ます。
また不足することで骨粗鬆症のリスクも高まります。
マグネシウム
マグネシウムは
- 体内の約300種類以上の酵素の働きを助ける
- エネルギー生産系の機能にも深く関わっていて、代謝やタンパク質の合成や分解にも関与
- カルシウムと拮抗して筋肉の収縮を助けたり、体温や血圧の調整
このような役目を担ってくれているミネラルになります。
マグネシウムが不足すると、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞など虚血性心疾患などになるリスクがあります。
また筋肉の痙攣な抑うつ症など、肉体的、精神的にもダメージが加わってしまいます。
疲れが取れないのも心身共にダメージを日頃から負ってし待っているためなのです。
鉄
鉄は赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに多く含まれています。
- 赤血球の主成分となる
- 全身に酸素の運搬をしてくれる
鉄は、このような役割を担っています。
酸素の運搬は、脂肪燃焼にも関わってくるのでダイエットにも影響します。
不足することで、血液中のヘモグロビンの量が減ってしまい【貧血】と呼ばれる状態に陥ります。
貧血になると、脳や他の器官に酸素がうまく回らないため
- 頭痛、動悸
- 無気力
- 記憶力の低下
このような障害に陥ることがあります。
体の運動量の低下にも繋がり、体力が落ちたり、そもそも疲れやすくなったりといったことになります。
特に女性は月経などもあるため、日頃からサプリメントを常用して手助けしてあげることが望ましいです。
亜鉛
亜鉛は
- タンパク質の合成、再合成に関わる
- 味覚を正常に保つ
- 身体にダメージをもたらす活性酵素を除去する酵素の成分になる
- エネルギー代謝や新陳代謝をサポートする
このような役目を担っています。
不足することで味覚障害や食欲不振、脱毛などの症状が報告されています。
亜鉛は疲労に直接的には関係していませんが、亜鉛が不足することで、代謝が悪くなったり、食欲不振による乱れが起こり、結果として疲労の回復が遅れる事に繋がります。
亜鉛不足は、代謝が悪くなるのでダイエットに大きく影響します。
男性は特に精子の成分としても亜鉛が必要であり、生殖機能の正常化にとても役立つものになります。
亜鉛は運動をすることで汗として体から出ていくことも報告されています。
食事を基準としてサプリメントも活用しながら摂取するのがおすすめです。(運動している方は特に)
ミネラル摂取で疲れをとる
ミネラルが不足すると疲れが取れにくい体へとなってしまうので、疲れが溜まっていると感じる時は、積極的にミネラルを摂取するようにしましょう。
不足すると疲れが取れない
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄
- 亜鉛
この4点を意識して摂取しましょう。
それぞれ栄養には1日の必要摂取量があるので紹介していきます。
カルシウム
✔︎カルシウムの1日摂取基準
- 男性800mg〜
- 女性650mg〜
カルシウムは食事から摂取するのが1番です。
基本的に不足しているので過剰摂取になる事はほぼありませんが、サプリメントなどを使用する場合は容量を守るようにしてください。
カルシウムが豊富な食材
カルシウムが含まれている食材:牛乳、乳製品、魚介類、豆類、藻類(ひじき)など
マグネシウム
✔︎マグネシウムの1日摂取基準
- 男性約340mg〜
- 女性約270mg〜
マグネシウムは普段からきちんとした食事をしていれば基本的に不足することはありません。
しかし、アルコールの多量摂取やストレスによって尿から排出されてしまい不足してしまうのです。
マグネシウムをきちんと摂取するにはバランスの良い食事はもちろんのこと、アルコールやストレスとの付き合い方も見直す必要があります。
ストレスをどうしても減らせないという場合はサプリメントを活用するのも手です。
マグネシウムが豊富な食材
マグネシウムはあおさやわかめなどの海藻類に多く含まれています。
その他野菜などにも含まれていますので、バランスの良い食事を心がける事で賄えます。
鉄
✔︎鉄の1日摂取基準
- 男性7.5mg
- 女性10.5mg(月経あり)
鉄はヘム鉄と非ヘム鉄の2種類に分けられるので、摂取する時はこの2種類を摂取するようにしましょう。
鉄が豊富な食材
- ヘム鉄:レバーや赤身肉、貝類
- 非ヘム鉄:緑黄色野菜、鶏卵
これらにに多く含まれています。
亜鉛
✔︎亜鉛の1日摂取基準
- 男性11mg
- 女性8mg
亜鉛が豊富な食材
亜鉛はナッツや豚レバー、牡蠣などに多く含まれています。
カシューナッツなどはスーパーでも手頃に手に入るので常備するようにすると良いでしょう。
【最後に】寝ても疲れが取れない原因
いかがだったでしょうか?
寝ても疲れが取れないのはミネラルが不足していることが分かりましたね。
特に不足しやすいと言われる
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄
- 亜鉛
こちらが疲れの回復に直接的、または間接的に関わっています。
ミネラルは基本的にバランスの良い食事を摂ることで1日の必要摂取量を簡単に上回れます。
疲れの回復は、代謝にも影響があるのでミネラル不足は痩せにくい体になってしまい、ダイエットにも悪影響です。
ですが、意識をしていなければストレスや汗などによって簡単に体外に出ていってしまうものにもなっています。
毎日しっかりとミネラルを意識した食事、サプリなども上手く活用しながら、ミネラルを摂取するように心がけていきましょう!
執筆トレーナー
プロフィール
看護師として4年間病棟で臨床経験を積んだパーソナルトレーナー。
ダイエットやボディメイクが目的でジムに来られた方にも、それ以上のメリットをお伝えして、健康や自分のライフスタイルを考えるきっかけ作ります。