「やっと目標体重まで痩せたのに、気がついたら元の体重に戻っていた...」

このような経験はありませんか?

実は、ダイエット成功者の約9割が1年以内にリバウンドを経験しているという調査結果があります。

せっかく努力して手に入れた理想の体型が、あっという間に元通りになってしまうのは、とても辛いものです。

多くの人がリバウンドしてしまう理由は、「食事制限だけ」など1つのダイエットだけしか行わない事にあります。

確かに食事を減らせば一時的に体重は落ちますが、同時に筋肉量も減少し、基礎代謝が低下していくので太りやすい体へとなっていきます。

その結果、ダイエットする前と同じ食事量に戻しただけで、体重が戻っていき最終的にリバウンドします。

そこで今回は、なぜリバウンドが起こるのかという科学的なメカニズムからリバウンドしないダイエット方法など、あなたが二度とリバウンドで悩まないための方法を詳しく解説していきます。

リバウンドが起きる原因

リバウンドは決して「意志が弱いから」起こるものではありません。

人間の体に備わった生命維持のための生理学的反応で起きるのがリバウンドです。

このメカニズムを理解することで、なぜ多くの人がリバウンドしてしまうのか、そしてどうすれば防げるのかが分かります。

ホメオスタシスの働き

ホメオスタシスとは、体を一定の状態に保とうとする生体の調節機能です。

体重についても、脳は「普段の体重」を記憶しており、急激な体重変化があると元に戻そうとする生理学的反応が働きます。

なので短期間で体重や体脂肪率を大幅に減少したり、摂取カロリーの大幅な制限をすると「代謝の低下」「食欲の増進」「脂肪蓄積モードへの切り替え」と言った状態になり体がリバウンドしやすい状態になります。

つまり、ダイエット後は一時的に「太りやすく痩せにくい体質」になってしまうのです。

レプチンの分泌低下

レプチンは脂肪細胞から分泌される「満腹ホルモン」と呼ばれるホルモンです。

食事をすると分泌量が増え、脳に「もう十分食べた」という信号を送って食欲を抑制します。

体重が減ると脂肪細胞が小さくなり、レプチンの分泌量も減少します。

すると脳はエネルギーが不足していると判断し、「食欲の増加」「代謝の低下」「活動量の減少」と言った反応を引き起こします。

レプチンに関してさらに深刻なのは、急激なダイエットを繰り返すと「レプチン抵抗性」が生じることです。

これは、レプチンが正常に分泌されていても脳がその信号を正しく受け取れなくなる状態です。

レプチン抵抗性が起こると適正な食事量でも満腹感を得られず常に食欲を感じる状態が続きます。

更には、基礎代謝が慢性的に低下すると言う太りやすい状態に陥ります。

筋肉量の減少による基礎代謝の低下

食事制限だけのダイエットで最も深刻な問題が筋肉量の減少です。

これがリバウンドの最大の原因といっても過言ではありません。

摂取カロリーを大幅に制限すると脂肪よりも先に緊急時のエネルギー源として先に筋肉を分解しエネルギーに変換してしまいます。

筋肉量の減少は基礎代謝が低下するだけでなく、「体型の崩れ」「冷え性の悪化」「姿勢の悪化」「疲れやすさ」などの悪影響があります。

筋トレがリバウンド防止に効果的

ダイエット後のリバウンドを防止する為には、ダイエットに筋トレを取り入れることが効果的になります。

筋トレがリバウンド防止に最も効果的な理由は、基礎代謝に与える長期的な影響にあります。

筋肉組織は体内で最もエネルギーを消費するので筋肉量が多いほど、何もしなくても多くのカロリーを消費する「痩せやすい体質」になります。

基礎代謝アップは、筋肉がある限り継続されるため、一度筋肉をつければ長期にわたってリバウンドを防ぐことができるのです。

筋トレによるホルモン環境の最適化

筋力トレーニングは筋肉や代謝だけでなく、ホルモン環境にも良い影響を与え、リバウンドを防ぎます。

脂肪燃焼を促進するホルモンの増加

  • 成長ホルモン - 脂肪分解と筋肉合成を同時促進
  • アドレナリン・ノルアドレナリン - 脂肪の分解を直接促進
  • IGF-1(インスリン様成長因子) - 筋肉の成長と維持をサポート

食欲をコントロールするホルモンの改善

  • レプチン感受性の向上 - 満腹感を感じやすくなる
  • グレリン分泌の正常化 - 異常な食欲増進を防ぐ
  • インスリン感受性の改善 - 血糖値の安定と脂肪蓄積の抑制

ストレスホルモンの適正化

  • コルチゾール値の安定化 - 慢性的なストレス状態を改善
  • セロトニン分泌増加 - 精神的な安定と食欲の正常化

これらのホルモン環境の最適化により、体は自然とリバウンドしにくい状態に整えられるのです。

筋トレと組み合わせたい食事

筋力トレーニングの効果を最大化しリバウンドを確実に防ぐためには、筋トレをするだけではなく適切な食事をする事がポイントです。

「筋肉を維持・増加させながら脂肪だけを減らす」という理想的な体組成変化を実現するための栄養学的アプローチを詳しく解説します。

タンパク質摂取の重要性

ラム肉の栄養

筋力トレーニングと食事の中で、最も重要な栄養素がタンパク質です。

筋肉の材料となるだけでなく、代謝向上や食欲抑制にも大きく貢献します。

「体重×1.2~2.0g」を目安に3食に分けて1日で摂取する事を目標にしましょう。

カロリー制限中は体がエネルギー不足に陥り、筋肉を分解してエネルギーを得ようとするので肉や魚、大豆類を中心に食事からタンパク質を摂取、食事だけでは目標摂取量に足りない時はプロテインを利用するのもおすすめです。

カロリー収支のコントロール

急激な体重減量とカロリー制限は、ダイエット後のリバウンドに繋がるのでリバウンドを防ぐために急激なカロリー制限ではなく必要カロリーからマイナス200〜300kcalを目指して食事をしましょう。

食事は、PFCバランスを意識し栄養バランスの良い内容にする事が重要です。

パーソナルジムでリバウンド防止ダイエット

リバウンド防止の方法をなんとなく把握しても「知識はあるけれど一人では続けられない」という方も多いのではないでしょうか?

リバウンド防止しながらのダイエット情報は、ネットやSNSなど様々な場所で得られますが実際に実践できる方はごく一部です。

そこでおすすめなのがパーソナルジムを利用してのリバウンドしないダイエットです。

個別のリバウンドしないダイエット

パーソナルジムでのダイエットは、1人1人に合わせた個別のダイエットプログラムを実践するので、あなたが痩せない原因、太る原因を把握した上で最適なリバウンドしないダイエットが出来ます。

また、食事指導に関しては自炊できる人や外食がメインの人、コンビニ食がメインの人など普段の食習慣に合わせた内容の指導を受ける事が出来ます。

習慣化のための専門的サポート

食事管理や筋トレを用いる事でリバウンドしないダイエットが出来ますが、ダイエット中だけ食事を改善し筋トレをしてダイエット後に全く意識しなくなると結局リバウンドに繋がります。

ダイエット後にリバウンドしない為には、食事や筋トレなどの運動を習慣化する事が大切です。

パーソナルジムでは、コース終了後を見越して食事や筋トレが習慣化し自分1人でも継続できるようにサポートします。

【まとめ】

いかがだったでしょうか?

今回は、筋トレでリバウンドしにくい体を作る方法の解説でした。

ダイエットは「痩せること」がゴールではありません。

「理想の体型を維持し続けること」が真のゴールです。

食事制限だけで短期間で無理に痩せようとせず、栄養バランスの良い食事と筋トレを組み合わせたダイエットでリバウンドしにくい体を作りながらダイエットをしましょう。

リバウンド防止には、筋力トレーニングを中心とした統合的なアプローチが不可欠です。

パーソナルジムVIBRUNは、パーソナルトレーニングだけでなく食事指導や生活習慣の改善サポートを受けられます。

マニュアルに沿ったプログラムではなく、お客様1人1人の職業や年齢、性別、体の状態、通う頻度に合わせたプログラムをオーダーメイドで作成するパーソナルジムです。

パーソナルジムをお探しの方は、是非1度パーソナルジムVIBRUNの無料カウンセリング・体験パーソナルトレーニングをお試しください。

パーソナルジムVIBRUNの無料カウンセリングは、トップページのお申込みフォームまたはLINEから受付中です。

パーソナルジムVIBRUNの店舗情報

✔︎パーソナルジムVIBRUN錦糸町・住吉店

パーソナルジムVIBRUN錦糸町・住吉店の完全個室のトレーニングスペース
住所〒135-0001
東京都江東区毛利1丁目11−19 グリーンゲイブルズ 401
最寄駅住吉駅徒歩2分・錦糸町駅徒歩7分
営業時間8:30〜22:00

✔︎パーソナルジムVIBRUN神田店

住所〒101-0035
東京都千代田区神田紺屋町6−1 ラッキービル1階
最寄駅神田駅徒歩4分・岩本町駅徒歩6分
営業時間9:00〜22:00
錦糸町店のパーソナルトレーナーヨシコのプロフィール写真

執筆トレーナー

ヨシコ

プロフィール

看護師として4年間病棟で臨床経験を積んだパーソナルトレーナー。
ダイエットやボディメイクが目的でジムに来られた方にも、それ以上のメリットをお伝えして、健康や自分のライフスタイルを考えるきっかけ作ります。