ダイエットには食事、運動、睡眠の3つの要素が重要です。
中でも睡眠は体の回復やストレスの解消、自律神経を整えるなど多くの効果がありますが、一番は“消費カロリーを増やす”効果を持っています。
なぜ睡眠でカロリーが消費されるのでしょうか?
今回は睡眠中にカロリーが消費されるメカニズムと良い睡眠を取ることで得られるメリットを解説していきます。
成長ホルモンとは
成長ホルモンは脳の下垂体と呼ばれる場所から分泌されるホルモンです。
子供の成長に関わるホルモンと思われがちですが、実は免疫機能促進や代謝の調節など大人にもしっかり関わりのあるホルモンです。
成長ホルモンには筋肉量を向上させ、体脂肪(特に内臓脂肪)を減らす効果もあるため、ダイエットにとても有効なホルモンです。
睡眠が十分に取っていないと成長ホルモンの分泌が減少し、分泌が減ることで筋肉量が減少、内臓脂肪が増量、お腹やお尻まわりの脂肪が付きやすくなるなど、デメリットがかなり多いので気をつけましょう。
メラトニンとは
メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれており、体を覚醒状態から休息状態に切り替えて眠気を誘ってくれるホルモンです。
メラトニンは体が起きてから10数時間後から分泌され始め、体内時計を正常に整えてくれる効果を持っています。
また疲労回復効果やビタミンC以上の抗酸化作用(アンチエイジング)があり新陳代謝を高めて体を若々しく保ってくれます。
夜間に多く分泌されますが、強い光に当たると減少してしまうため、例えば夜中に携帯やテレビなど見ないように注意が必要です。
コルチゾールとは
コルチゾールとは抗ストレスホルモンと呼ばれるホルモンであり、通常はストレスを感じた時にそのストレスへ対抗しようとして分泌されるホルモンです。
コルチゾールが分泌されると、血糖値や血圧が上昇するので起床に向けて体が準備を始めるようになります。
睡眠不足になっていると睡眠中のコルチゾールの分泌が減少し、日中に受けるストレスに対抗できなくなり過剰にストレスを感じてしまうようになります。(ストレスを強く感じ続けると太りやすい体質になります。)
コルチゾールに関しては分泌しすぎてもしなさすぎてもダイエットに良くない影響があるので、適切な分泌量を保つためにしっかりした食事(ビタミンCがおすすめ)と十分な睡眠を取ることが推奨されます。
十分な睡眠はメリットだらけ!
十分な睡眠を取るとこれらのホルモン分泌が十分に行われ、消費されるカロリーも多くなります。
また消費カロリーだけでなく、脂肪を減らして筋肉量を増やしたり、基礎代謝量を向上させたりとダイエットにとってメリットしかありません。
適切な睡眠時間は7〜8時間のされているのでまずはこの時間を確保できるようにしましょう。
【最後に】睡眠時間と質を高めよう!
いかがだったでしょうか?
今回は、睡眠中にカロリーが消費されるメカニズムと良い睡眠を取ることで得られるメリットを解説してきました。
睡眠時間を削って何かするという行動はダイエットには逆効果な上、健康上も良くないので必ず十分な睡眠は取るようにしましょう。
睡眠時間は確保できるけど睡眠の質が悪いと感じている方は、湯船に浸かったり、寝る前にストレッチや目を温めてあげたりなどをすると良いでしょう。
パーソナルジムVIBRUN錦糸町・住吉(江東区)店では、無料カウンセリングで、お客様一人ひとりのお悩みに合わせた生活習慣のアドバイスや、体験トレーニングで、お家でできるストレッチやマッサージ方法の体験もできます!(無料カウンセリングのみのご来店も可能です)
また利用者の方はトレーニングの他に、ボディケアに特化した整体を受けることもできます。
是非1度パーソナルジムVIBRUN錦糸町・住吉(江東区)店の無料カウンセリングをご利用ください。
錦糸町・江東区エリアに通う事が難しい方向けのオンラインコースもご用意してます。
執筆トレーナー
プロフィール
大学時代からスポーツトレーナーで200人以上のスポーツマンや一般のお客様に施術した実績があるパーソナルトレーナー。
整体とパーソナルトレーニングの両方が出来るのでダイエットから姿勢改善や健康増進までサポートをします。